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はんちゃんの日記

はんちゃんの日記

私のお兄ちゃん。

私の性格を創り上げた大きな要因にお兄ちゃんの存在があると思う。
1番上のお兄ちゃんは私よりも6つ上。お兄ちゃんって呼んでる。
真ん中のお兄ちゃんは私よりも3つ上。ひでくんって呼んでる。
ここ、よくごっちゃにされるんだけどね。私と会話するときはマスターしてね。

今はひでくんと2人暮らししてる。彼は今大学院1年生。
でも研究とかで忙しいらしくて、帰ってくるのはいつも夜の1時すぎ。
私はほとんど寝てる。
朝はむこうが寝てるうちに私が出掛けてしまう。
だから一緒に暮らしてても会うことはほとんどない。
これって異常なのかな。普通なのかな。
まぁ仲悪いわけじゃないんだけど、決していいわけでもない。

そして、お兄ちゃんとは昔からかなり仲がいい。
6つ離れてるから、むこうに余裕もあるんだろうね。
常に子ども扱いされてる。
私はよく甘えん坊だと言われるけど、その性格は
かなりこの兄によって創り出されたと思う。
今お兄ちゃんはインドに留学中。もう4年もインドにいる。
ほとんど会えないからほんとに淋しい。

思えば、お兄ちゃんがインドに行ってから、家族5人揃ったことは
1度もない。私もひでくんも家を離れてしまい、
長期休暇で実家に帰るときも、バラバラで帰るから。
おじいちゃんのお葬式のときですら、
お兄ちゃんはインドにいて、飛行機がなくて帰ってくることが
できなかったから。

私が中学にあがるとき、お兄ちゃんは東京の大学に進学して家を出た。
そのときはまだ私は幼かったから、
お兄ちゃんが大学を卒業したら、また家族5人で暮らせる日がくるって
思ってた。
でも、私が高校にあがるとき、ひでくんも東京の大学に進学して家を出た。
そのとき、「あぁ、家族5人で暮らせる日はもう来なかったのか・・・」
って分かった。淋しかったな。
私は末っ子だから、家族5人揃って暮らした時間が一番短い。
そういうとき、末っ子って損だな。。。って思う。

幼稚園年長さんくらいのとき、お兄ちゃんは小学校の6年生だった。
私から見て、お兄ちゃんはなんでもできる存在だった。
私のためにダンボールとかでたくさんおもちゃ作ってくれたし、
私のために漫画書いてくれたりしてた。絵がうまいんだ。
だから、私は小学校6年生になったら、自分もなんでもできるようになるって
思ってた。
ずっとそんなお兄ちゃんに憧れて、
小学校6年生になってやっと追いついたと思ったら、
意外となんでもできるわけじゃなかった。むしろ、6年生になると
そこには高校3年生になったお兄ちゃんがいた。
6年生の私からみて高校3年生のお兄ちゃんはもう大人で、
それこそなんでもできる存在だった。
だから、またそんなお兄ちゃんに憧れて、
自分に無能感を感じつつ、はやく大人になりたかった。
なんか、いつも、追いつけない存在を追いかけてる感じで、
ちょっとコンプレックス感じてたかもしれない。
今は自分も大学生になって、6歳っていう年齢差を
昔ほど大きくは感じなくなってる。

そんな感じで、今の私がいるのかなって思う。


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